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今回はコーヒーをおいしく飲むポイントをご紹介します♪
ポイント・・・それは、水です！！
【おいしいコーヒーと水の関係について】
コーヒー成分の99％弱は水であり、その事からも
水がコーヒーの香味に与える影響は大きく、良質の水が美味しいコーヒーを作る為に必要だと言えます。
水に含まれるカルシウム、マグネシウムのミネラル分の量を炭酸カルシウムに換算しPPMで表したものが硬度になります。
硬度の高い水が硬水、低い水を軟水と言われ、日本の水は通常100PPM以下で水道水、地下水のほとんどが軟水であるのに対して欧米では一般に硬水が多いのが現状です。
硬度が高い水は、苦味の主成分であるカフェインやタンニンの抽出量が多くなる為、苦味の強いコーヒーになります。
蒸留水は衛生上、最も安全な水と言えますが、味覚的に無味で全く味わいに乏しい水であり、これでコーヒーを淹れると抽出時の香りは立つが飲んでみると物足りない感じがします。
水道水は夏場、相当カルキ臭の強い水となる為、繊細な味わいをもとめるコーヒーには、向いていません。
対策として沸騰させることで塩素はかなり消えますが活性炭濾過して使うと良い水となります。
水道水の注意事項としては、朝一番の水や旅行などで留守にしたときは飲料用に使わない方がよいと言われています。
理由として、家庭の給水管に滞留しているため、安全のための残留塩素が無くなっていたり、給水管に鉛管を使用している家庭では、鉛が幾分溶け出したりすることがあります。
通常の使用状態では問題ありませんが、最初の水は、念のためバケツ一杯程度は飲み水以外に使うことをお薦めします。
コーヒーに適した水として一定のミネラルを含む軟水（ミネラルウォーター）を使用する事が良いと言えます。
ブラジルコーヒー鑑定士 井口周一
July, 2012
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