(^▽^)自宅で挽き立てコーヒーを飲みませんか?(^▽^)
ペーパーフィルター式で美味しいコーヒーを淹れる為のポイントをご紹介します☆!
【ミルについて】
コーヒーを粉砕する機械をミル(MILL)と言い、工業用の大型ミルから家庭用の小型ミルまで能力に応じて様々なタイプがあります。
家庭用で使われるミルでは、大きく2つの種類があります。
1つはプロペラ式の羽根が回転することで粉砕していくもので、別名ブレードグラインダーとも言われています。
特徴として、電動ミルの中では一番価格が安く普及していますが、微粉が多く発生し粒度が安定しにくいミルと言えます。
もう1つは、臼式(フラットカッター)で固定した刃と回転刃の隙間を調整することにより粒度を変えると言うもので、粉砕能力はプロペラ式よりも早く、粒度も何段階か選べ安定していることから業務用で使われることが多く、一部家庭用でも使用される本格的なミルになります。
専門的になりますが、この臼式のミルを使用しダイヤルが同じ場合でもコーヒー豆の種類(焙煎度合)が違うと粒度が変わってきます。
よってコーヒー豆が変わった場合や長時間使用する場合は、注意が必要です。
ペーパーフィルター式で美味しいコーヒーを淹れる為の粉砕時の注意点としては、出来るだけ微粉を少なくし粒度を均一化することが望ましいです。
粗すぎると成分が十分に抽出されず、薄いコーヒーとなり、細すぎると苦味の成分が多くでやすくなる為色が濃く苦味の効いたコーヒーとなります。
よって中挽きからやや粗い挽きが一番好まれる挽き具合となっています。
ミルの刃の構造による違いを理解し、適切な粒度で挽く事でより美味しいコーヒーを味わって頂きたいと思います。
ブラジルコーヒー鑑定士 井口周一
December, 2012
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