珈琲コラム
2017.12.22
珈琲鑑定士コラムVol.69~「日本のコーヒー事情」
日本のコーヒー市場は、ここ数年スペシャルティコーヒーと言われる高品質コーヒー市場が伸びています。
それによりシングルオリジンと言われる農園単位での商品化が進んできており、農園ごとに違った独特の風味を楽しめるようになってきました。
コーヒーは、土壌、気象条件、品種、栽培方法、精選方法などにより品質に差が生じ、農園ごとに風味が違ってきます。
昔は、単純に生産国単位で分けられていたものが、農園単位で細かく管理され、品質の良いものとそうでないものを選別することが当たり前のように行われるようになっています。
それに伴い、価格差も大きくなっており、標準的な豆と優良な農園産のものは価格差が大きく、優良農園は高値で取引されるようになっています。
当社では、農園ものとして、ブラジル・ブルボン、ビルカマウンテン、パナマ・バルマウンテンと言った商品を販売しておりますが、いずれも販売数量は伸びており、味の違いを楽しみたいと言われるお客様の要望が強くなってきていると感じます。
コーヒーの品質要求は、世界中の消費国で高まっており、生産者側もそれに応えるべく、レベルが上がってきています。
色々な農園産のコーヒーを味わうことで、産地、農園の違いを感じることが出来れば、コーヒーの楽しみ方も増えていくように思われます。
ブラジル公認コーヒー鑑定士 井口周一
June, 2016
※このコラムは過去にメルマガでお届けした情報です。
掲載当時の情報になります。予めご了承ください。
それによりシングルオリジンと言われる農園単位での商品化が進んできており、農園ごとに違った独特の風味を楽しめるようになってきました。
コーヒーは、土壌、気象条件、品種、栽培方法、精選方法などにより品質に差が生じ、農園ごとに風味が違ってきます。
昔は、単純に生産国単位で分けられていたものが、農園単位で細かく管理され、品質の良いものとそうでないものを選別することが当たり前のように行われるようになっています。
それに伴い、価格差も大きくなっており、標準的な豆と優良な農園産のものは価格差が大きく、優良農園は高値で取引されるようになっています。
当社では、農園ものとして、ブラジル・ブルボン、ビルカマウンテン、パナマ・バルマウンテンと言った商品を販売しておりますが、いずれも販売数量は伸びており、味の違いを楽しみたいと言われるお客様の要望が強くなってきていると感じます。
コーヒーの品質要求は、世界中の消費国で高まっており、生産者側もそれに応えるべく、レベルが上がってきています。
色々な農園産のコーヒーを味わうことで、産地、農園の違いを感じることが出来れば、コーヒーの楽しみ方も増えていくように思われます。
ブラジル公認コーヒー鑑定士 井口周一
June, 2016
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