珈琲コラム
2016.01.24
珈琲鑑定士コラムVol.63~「うっかり!冷蔵庫に入れ忘れた~」を防げるかも!?コーヒー基礎知識
コーヒーの保存は、「密閉容器に入れて冷暗所で保存」がすすめられていますが、なぜ?なのか、理由を知っておくと「うっかり!冷蔵庫に入れ忘れた~」を防げるかもしれません!
そこで!今号は、「コーヒーの品質を保つ基礎知識」をお届けします。
【コーヒーの品質を保つ基礎知識】
コーヒーの品質を保つ上で重要な要素が4つあります。
1、酸素を除去する。(酸化により風味の劣化が進みます)
2、保存時に光を避ける(光により酸化が進みます)
3、保存時に高湿度を避ける(湿度が高いと劣化が進みます)
4、保存時に高温を避ける(温度が高いと風味の劣化が進みます)
【1~3】は、真空又は窒素充填にて光を通さない材質のフィルムできちんと包装されている場合、未開封状態であれば問題ありません。
問題は【4】の保存温度です。
10℃上がると劣化スピードが2倍になると言われています。
よって出来るだけ、低い温度で保存されることをお薦めします。
【1】の酸素の問題は、開封後に発生します。
開封後は出来るだけ早く飲んでもらうのが1番の解決策となります。
【2】の光の問題点は、光の作用により酸化スピードが約2倍速まると言われています。
開封後は、直射日光・蛍光灯の明かりを避けて保存することをお薦めします。
【3】の湿度の問題点は、コーヒーは吸湿性が非常に高い事にあります。
劣化スピードに対する影響が非常に高いため、開封後は要注意です。
開封後、出来るだけ乾燥した状態(密封容器)で保存することが劣化を防ぐことになります。
以上の点を注意することで美味しいコーヒーを飲むことが出来ます。
こうした問題を考慮すると、1杯ずつ包装されているドリップバッグが品質上・利便性ともに優れていることから、販売量が急激に伸びています。
ブラジルコーヒー鑑定士 井口周一
December, 2015
※このコラムは過去にメルマガでお届けした情報です。
掲載当時の情報になります。予めご了承ください。
そこで!今号は、「コーヒーの品質を保つ基礎知識」をお届けします。
【コーヒーの品質を保つ基礎知識】
コーヒーの品質を保つ上で重要な要素が4つあります。
1、酸素を除去する。(酸化により風味の劣化が進みます)
2、保存時に光を避ける(光により酸化が進みます)
3、保存時に高湿度を避ける(湿度が高いと劣化が進みます)
4、保存時に高温を避ける(温度が高いと風味の劣化が進みます)
【1~3】は、真空又は窒素充填にて光を通さない材質のフィルムできちんと包装されている場合、未開封状態であれば問題ありません。
問題は【4】の保存温度です。
10℃上がると劣化スピードが2倍になると言われています。
よって出来るだけ、低い温度で保存されることをお薦めします。
【1】の酸素の問題は、開封後に発生します。
開封後は出来るだけ早く飲んでもらうのが1番の解決策となります。
【2】の光の問題点は、光の作用により酸化スピードが約2倍速まると言われています。
開封後は、直射日光・蛍光灯の明かりを避けて保存することをお薦めします。
【3】の湿度の問題点は、コーヒーは吸湿性が非常に高い事にあります。
劣化スピードに対する影響が非常に高いため、開封後は要注意です。
開封後、出来るだけ乾燥した状態(密封容器)で保存することが劣化を防ぐことになります。
以上の点を注意することで美味しいコーヒーを飲むことが出来ます。
こうした問題を考慮すると、1杯ずつ包装されているドリップバッグが品質上・利便性ともに優れていることから、販売量が急激に伸びています。
ブラジルコーヒー鑑定士 井口周一
December, 2015
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掲載当時の情報になります。予めご了承ください。