珈琲コラム
2013.09.21
珈琲鑑定士コラムVol.36~インスタントコーヒーとは
【インスタントコーヒーとは】
インスタントコーヒーの呼び名ですが、欧米では一般的にSOLUBLE COFFEE(ソリュブルコーヒー)可溶性コーヒーと呼ばれています。
最近、大手インスタントコーヒーメーカーの中には、レギュラーソリュブルコーヒーと言う名で商品をだしていますが、これはレギュラーコーヒーの粉末とインスタントコーヒーをミックスして製造した商品であり、純粋なインスタントコーヒーでは無いことから呼び名を変更していますので、この点ご注意下さい。
インスタントコーヒーには2種類の製造方法があり、1つはスプレードライ製法と呼ばれる抽出した濃縮液を高温加熱することで水分を蒸発させて作る方法とフリーズドライ製法と呼ばれる凍結乾燥により製造する方法があります。
スプレードライ製法の特徴は、製造コストは安いのですが風味は熱風により飛んでしまう傾向にあります。
粉末状になっているため、水でも溶けやすくアイスコーヒーに使われることが多く利便性の高いコーヒーと言えます。
フリーズドライ製法の特徴は、製造コストは高くなるのですが、風味がしっかりとあり、香りが良い点が特徴で上質な味を求められる方はフリーズドライ製法のインスタントコーヒーを選ばれる方が多く、高級インスタントコーヒーはみなフリーズドライ製法で作らています。
但し顆粒状になっているため水では溶けにくいのでその点はご注意ください。
インスタントコーヒーは賞味期限が2年と長いのも特徴で、長期間保存しても風味が変わらない点が重宝されています。
年々製造技術も進歩しており風味の点では昔と比べればかなり良くなっていることから、日本では家庭用コーヒーとしインスタントコーヒーは根強い人気があります。
ブラジルコーヒー鑑定士 井口周一
September, 2013
※このコラムは過去にメルマガでお届けした情報です。
掲載当時の情報になります。予めご了承ください。
インスタントコーヒーの呼び名ですが、欧米では一般的にSOLUBLE COFFEE(ソリュブルコーヒー)可溶性コーヒーと呼ばれています。
最近、大手インスタントコーヒーメーカーの中には、レギュラーソリュブルコーヒーと言う名で商品をだしていますが、これはレギュラーコーヒーの粉末とインスタントコーヒーをミックスして製造した商品であり、純粋なインスタントコーヒーでは無いことから呼び名を変更していますので、この点ご注意下さい。
インスタントコーヒーには2種類の製造方法があり、1つはスプレードライ製法と呼ばれる抽出した濃縮液を高温加熱することで水分を蒸発させて作る方法とフリーズドライ製法と呼ばれる凍結乾燥により製造する方法があります。
スプレードライ製法の特徴は、製造コストは安いのですが風味は熱風により飛んでしまう傾向にあります。
粉末状になっているため、水でも溶けやすくアイスコーヒーに使われることが多く利便性の高いコーヒーと言えます。
フリーズドライ製法の特徴は、製造コストは高くなるのですが、風味がしっかりとあり、香りが良い点が特徴で上質な味を求められる方はフリーズドライ製法のインスタントコーヒーを選ばれる方が多く、高級インスタントコーヒーはみなフリーズドライ製法で作らています。
但し顆粒状になっているため水では溶けにくいのでその点はご注意ください。
インスタントコーヒーは賞味期限が2年と長いのも特徴で、長期間保存しても風味が変わらない点が重宝されています。
年々製造技術も進歩しており風味の点では昔と比べればかなり良くなっていることから、日本では家庭用コーヒーとしインスタントコーヒーは根強い人気があります。
ブラジルコーヒー鑑定士 井口周一
September, 2013
※このコラムは過去にメルマガでお届けした情報です。
掲載当時の情報になります。予めご了承ください。