(^▽^)焼き立て挽き立てをすぐに袋詰めしています!(^▽^)
レギュラーコーヒーの袋についている“ガス抜きバルブ”これは、出来たてのコーヒーをすぐに出荷できるアイテムです。
【ガス抜きバルブの必要性】
スーパーなどでレギュラーコーヒーを買うと袋にバルブがついている商品があるのを御存じでしょうか。
このバルブは、コーヒー豆を焙煎することによって発生する炭酸ガスを袋の外に放出するために付けられています。
コーヒー豆は焙煎すると豆の内部に炭酸ガスを生成し、徐々に放出していくため、焙煎直後のコーヒー豆を袋に包装すると炭酸ガスの圧力によって袋が破袋してしまいます。
炭酸ガスの量・放出スピードは豆の種類、焙煎度合により変わってきますし、豆と粉でも違います。
粉は空気に触れる表面積が豆よりも多くなることから炭酸ガスの放出スピードが速くなります。
バルブの機能として、バルブの中に弁があり袋の中のガスは外に放出し、袋の外の空気は侵入しないよう一方通行になるように設計されています。
炭酸ガスを放出しながら外の空気の侵入を防ぎコーヒー豆が酸化しないようにとの目的から、最近ではこのガス抜きバルブを付ける商品が増えています。
このガス抜きバルブがあることで、コーヒー豆の袋包装商品の品質向上に寄与し今日では、一般的に多く使われています。
当社では、このガス抜きバルブを内製化し、品質向上とコストを抑えるように工夫しています。
この結果、コーヒー以外にも、味噌メーカーからも注文を頂くようになっており地元・広島の味噌メーカーを始め全国の味噌メーカーに供給するまでになっています。
ブラジルコーヒー鑑定士 井口周一
November, 2012
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