様々な国で大事に栽培されているコーヒー。
そして私たちは、世界中の人が大切に育てたコーヒーを
おいしく頂くことができています。
今回、コーヒーの普段はあまり聞くことができない話を、カフェ工房のブラジルコーヒー鑑定士に聞いてみました。
ブルーマウンテンコーヒー
ブルーマウンテンが栽培されている場所はカリブ海のジャマイカといわれる島国です。
ジャマイカでコーヒーが栽培され始めたのは今から280年以上前の1728年にフランス人が苗木を持ち出したことが始まりとされています。
このジャマイカの中で標高2256mのブルーマウンテン山で栽培されるコーヒーだけがブルーマウンテンコーヒーと呼ばれています。
このブルーマウンテン山はコーヒー栽培に適した自然環境を有し日当たり、風通し、降水量、肥沃な土壌、昼夜の寒暖の差がコーヒーにコクや甘味・香りを与えます。
酸味と苦味のバランスに優れ、マイルドな甘味を感じながら雑味のないスッキリとした後味が特徴です。
最高級コーヒーとして取り扱われるブルーマウンテンコーヒーの生豆は木樽に詰められて出荷されます。
品質と生産者の思いがこの木樽から感じられます。
ブラジルコーヒー鑑定士 井口周一
September, 2010
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