珈琲コラム
2011.05.03
珈琲鑑定士コラムVol.9~ドリップバッグ 有機栽培コーヒー
様々な国で大事に栽培され、私たちのもとに届いているコーヒー。
今回はドリップバッグコーヒーの利点についてカフェ工房のブラジルコーヒー鑑定士に聞いてみました。
有機栽培は、無農薬・無化学肥料で栽培された農産物を意味します。
肥料として有機肥料を使用している場合は有機栽培として認められています。
当店ではペルー産の有機栽培コーヒー豆を使用していますが、その理由として、ペルー北部のクナミア地方は土壌が肥沃で標高が高い事から害虫がいない為、昔から有機栽培が行われていました。
ペルーの中でも有機栽培をしている地域は珍しくこの地方の特徴と言えます。
品質が安定しており、酸味が強くなく苦味・コクのバランスがとれ、香りも優れています。
後味もスッキリとした飲みやすいコーヒーと言えます。
こうした良質なコーヒー豆を“手軽に飲める”ように1人前ずつパックし、器具のいらないドリップバッグコーヒーとして商品化し販売しています。
有機栽培コーヒーは年々需要が高まり販売量も増加しています。
当店でも人気のドリップバッグコーヒーの一つとなっています。
ブラジルコーヒー鑑定士 井口周一
May, 2011
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